安心夫婦

よくあるリウマチ闘病記です。

リウマチの記録 ~服用 第三週目

 

ようやく、

先発品のリウマトレックスを服用するわけですが、
 
ステロイド薬のプレドニンも同時に処方されたので、
 
ジェネリックとの違いを感じることは出来ませんでした。
 
 
それよりも驚いたのは、このプレドニンの恐るべき効果でした。
 
服用した翌日にはもう、
首から肩、上腕、肘といった上半身の疼痛はほぼ消失していました。
 
左手首や右手小指だけは軽い痛みと違和感が残りましたが、
なんといっても、両肩の痛みが消えただけで随分ラクになりました。
 
ふと目覚めた時に、痛くない。
痛くないことがどれほど幸福か、ということを思い知りました。
 
 
きっと、まだ痛みが残る箇所もそのうち消失していくんだろうと、
期待しましたが、膝や足裏、足首、手首は仕事で使い続ける箇所の為か、
このあと一ヶ月ぐらいは痛みが続きました。
 
 
魔法の薬といわれるステロイドの威力を感じました。
普段、喘息で吸入しているフルタイドディスカス100もステロイドですが、
こちらは縁の下の力持ちという感じのお薬ですから、
 
ステロイド薬がこれほど即効性があるとは驚きましたし、
強い薬であることを身を持って実感しました。
 
 
長く飲み続けることは避けたいステロイド
 
先生は、CRPが下がり次第、徐々に減らしていくよ。
と仰っていました。
 
 
眠気や倦怠感にはなれてきたというか、
決してそれに打ち勝ってるわけじゃなく、
身を任せて、寝れる時はいつでも寝ちゃうようになりました。
一日10時間は寝ていると思います。
 
仕事の日が辛いですね。
とくに昼食後が。
はやく帰って寝たいよ~とそればかり考えていました。
 
 
副作用による倦怠感と、まだ残る下肢の痛みで動作が緩慢に
なっていきました。
 
 
きっと、周りからみるとたるんでいると映ったことでしょう。
文字通りたるんでいるのは間違いない。
 
ただし健康体でたるんでいるのとは違う、、
という自分自身との葛藤で苦しみました。
 
 
でもこれは、私が勝手に周りの目を気にして感じていたことに過ぎません。
 
 
私が働いていたのは病院で、周りには多くの看護師がいて、
リウマチがなんたるか理解してくれている環境のように思えます。
 
 
が、実際はそうでもないんですよね。。
そりゃあそうです。
実際にその病気になってみないと、
いくら看護師だって医者だって本人の辛さなんてわかりません。
 
 
なので、心配してくれていた人が、
考えなしに負担が大きな仕事を頼んでくる、
なんてことは日常茶飯事でした。
 
私にしたら何故?と思うけど、リウマチを知らない人にしてみれば、
なにが出来て何がツライかなんて本人が言ってくれなきゃわからない。
 
でも、実際は頼まれたらやるしかない、
いちいち事情を話して断っていたら仕事になりません。
 
しょうがない。
頭数に入っている以上は一人前の仕事をしないとお給料はもらえません。
 
私は健康体の頃、病気で働けない人は辞めるしかない。
そういう風に考えるタイプでした。
 
その考えは今でも変わらない、変われないというか、
ズルく上手く人に甘えることに慣れていないから、
今更変わるのは難しい。
 
 
それに、私以外でも体を壊しながらも働き続けるスタッフがいましたし、
妊婦さんも数名働いていました。
 
ほとんどが、互いの体を気遣いつつ助け合い、
時にひとりで無理をしながらマンパワーで乗り切っている状況でしたが、
 
まれに、若くて健康なのに、だらけていて、
人使いが荒く、楽をしているスタッフも数名いて、
 
日勤でも夜勤でも、
楽をする看護師と組まされた時は負担が大きかった。
 
 
そういう感じで、働いている以上は負担は免れない現状がありました。